NEWS担を辞めた(い)。

タイトルは、まだ、自分の気持ちがわかっていないときに書いた。

 

 

 

結論から言えば、

「NEWS」担を辞めた。

けど、自担はNEWSだ。

 

 

 

ーーーー

馬鹿だと思われるだろうが、私は一生担降りなんぞしないと思っていた。本当に。

担降りの定義も知らないし、この言葉が今の自分に適当なのかも知らない。そんなこと知る必要もなかったし。

 

でも、わたしはNEWS担を辞めた(い)。

 

「辞めればいいじゃん」

 

 

至極その通りだ。それ以下でもそれ以上でもない。

 

(分かりきっているから、ネットの片隅の片隅の片隅にツラツラと文字を書いている訳で、そっとしておいて欲しい。)

 

私のヲタ歴なんてどうでもいいけれど一応最初に書いておくと、小学生の頃からファンクラブに入り、CD DVDは全形態揃えて、TVを追い続けてた。今、世間で若い子、と言われる年齢だけど、NEWSなしで10代は語れないと思う。

THE 普通のジャニヲタです。

 

ーーー

 

私は特に歌も上手くないし口パクだしダンスも下手だし、ジャニーズが好きではなかった。

 

でもNEWSだけは好きだった。たしかに歌を売りにしてはいるけど、彼らだって口パクもするし下手だし、ダンスはお察し。

 

ただね、NEWSだけは好きだったんです。(しつこい)

 

なんかもう、顔が!とか歌が!とかそういう次元を超えてたんだと思う。細胞レベルでね。

 

 

言わずもがな、ドラマの多いグループ。

私は6人からしか見ていなかったけれど本当に散々だったと思う。  幼いながらに自分よりも遥かに年上の男達の将来を心配していた。健気だったなあ、と (笑)

 

 

周りの子が嵐に燃えているときに私の好きな人たちはなんかよく分かんないけど、生き絶えそうになってた。それでもこの人たちは、ファンのことを考えて、待っててね、また会おうね、って言ってくれた。だからいくらでも待ってたし再始動はこんなところで書けないくらいの「アレ」だ。書けないから省く。

 

この人たちしかいなかった。こんなに一所懸命にファンに声を届けてくれて、火が消えかけてもしがみつきながらこっちを見てくれる人たちを好きになるしかないし、嫌いになることなんてありえなかった。

 

彼らはチャンカパーナでキラキラに再始動しても、特に今までと変わることもなくCDを出してLIVEをして、って言う爆発的に売れる訳もなく超普通のグループ活動をしていた。再始動したのに1年半シングルが出なかったりもした。でも、彼らがいればよかった。グループとして生きててくれればよかった。

 

ーーー

 

そこから4年、2016年。

色々あった。テゴマスとか。

書いてたらきりがないから省くけど、色々言われつつも、普通に仕事をしてくれて、「THE 安定」の時期だったんじゃないかな。

パクス=NEWS。

今までの彼らにはなかった、安定。

 

 

やっと落ち着いたね、よかったね、みんな30歳になったしゆっくりちょっとずつでいいから、大きくなってね。そう思ってた。自分自身もそれなりに歳を重ねたからなんか、すごい、安心していたのかもしれない。

 

そんな気持ちの時に現れた24時間テレビ

 

4人でできる。4人であの舞台に立たせてもらえる。もう強くなったんだね。たしかに5年前にNEWSのイチゴはいなくなったかもしれないけど、それでもいいよって、このNEWSをずっと見ていたいって。

 

フルスイングで泣いてる自担を見て、よかった、ってそう心から思った。苦しかったね、ありがとうって。増田貴久がアイドル増田貴久でいてくれて、あの時いなくならなくて、頑張ってくれてよかった。って。まだ応援させて欲しいって。

 

ーーー

 

私の自担は増田貴久だ。

彼がずっと好きで、歌もダンスも人間味も全てが好きだ。彼の魅力を書く場じゃないから書けないのが惜しいけど、本当に好きだ。書けない。

 

私は当たり前のように、グループを所謂箱推ししていた。NEWSが大好きだった。小山さんにファンサされて半端なく喜んで、手越さんの深夜の生を絶対にリアタイして、加藤さんの本を何冊も買って、自担以外の番組の観覧に行きたくて行きたくて応募し続けて当たって喜んでた。

 

NEWSの彼らが本当に大好きだった。

私は、彼ら、ひとりひとりを「小山慶一郎」「加藤シゲアキ」「手越祐也」「増田貴久」を、人として大好きだった。

 

 

多分。

 

ーーー

 

年明け、

ツアーが発表されて、死ぬほど喜んだ。あっ4人にまた会えるんだって。

 

そして初日。4月2日。

 

この4ヶ月間でなにが変わったのかと言われたら、別に何も変わってないのかも知れない。元からそうだったのかも知れない。

 

私もあの人も。

 

 

 

私の「NEWSが好き」という気持ちが弱かったんだ。何年も見てきたけど、気持ちが浅はかだったんだ。わたしが悪いんだ。「本当のファン」ならどうってことない。何をぐずぐずしているんだろうって。

色々考えた。

 

でも、私は「本当のファン」にはなれていなかったみたいだ。

 

悲しかった。

 

あの人の言動、諸々のことが悲しくなかった、ムカつかなかった、といえば全くの嘘になるけど、なによりもこんな「ちっっぽけなこと」で、壊れた自分が悲しかった。恥ずかしかった。

 

 

全然「ちっぽけ」なんかじゃないのに。

そう思っても、それを「ちっぽけ」だと受け取れない私が悪い、という世界にいた。

 

もうなにもかもよくわからなかった。

それでも私はどうにかなるんじゃないか、このよく分からない気持ちもどうにかなるってそう思ってNEVERLANDの鍵を開けた。

 

 ーーー

 

 

楽しかった。

増田貴久がキラキラしてて、今まで見てきた大好きな彼だった。

なにも違くない、これからもこれまでも、この場所に来ればいいんだ。簡単なこと。

 

そう思ったけど、ダメだった。

なにも変わらないはずなのに、私は見たくなかったし見なかった。「本当のファン」になれていたらソロだって誕生日だって楽しみだったのに。なんでなれてなかったんだろう。

 

悔しかった。

 

 

私の大好きなアイドルはキラキラしてた。

でも、辛そうだった。

最後の曲を歌う彼は辛そうだった。

 

たしかに彼は涙もろい。そんなの知ってる、ずっと見てきた。

 

 

彼は嬉しい時にはあんまり泣かない。

嬉しい時はすっごい嬉しそうにするのが私の好きな人だ。弾けたキラッキラの笑顔でこっちを見てくる。

 

彼は、そこまでが苦しかった時、その時が悔しい時、泣く。

私は彼の再始動の涙は、嬉し泣きだと思ってないから。彼はあの時、まだ苦しくて苦しくて耐えてたから。再始動して、今まで立ててたドームに立てなかった。彼にとっては悔しくて怖くてたまらなかったから。安心した、嬉し涙じゃなかった。

 

ステージをみんなで作って「ありがとう」っていつの日も感謝していたいだけだった、それができなくなるかもしれない恐怖と戦ってた。

 

彼はいつもあとから、あの時苦しかった、って言ってくれる。

どうすることもできない。

 

そっか、頑張ったね、ありがとう。

それしか言えない。

けど、それが彼なりの進み方だから、それをずっと見てきたから。

 

ちょっと逸れたけど。

 

そんな彼の辛そうな顔を、NEVERLANDで、見たくなかった。

 

私の意識過剰なんだと思う。私がそう感じただけ。

彼は辛そうだった。

 

 

拝啓、あの日の僕へ

今はここで立っています

誰かに笑われた夢を今もここで見続けてます。

 

 

webとかでも、泣きそうになる曲、そう言ってたから。自分と重なってグッとくるものがあるんだろうなって、最初はそう思ってた。

 

なかなかデビューできなくて、デビューしてもうまくいかなくて、拝啓あの日の僕へって、今はここで立ってるよ、笑われた夢へ向かって頑張ってるよ、って。

 

 

ーーー

 

東京ドーム初日、違うじゃんって思った。

よく分からないけど、別に辛いとかそういうことじゃないのかも知れないけど、私は、私が見ていて辛かった。直視できなかった。

どうすることもできない。

彼は普段、「いま」が苦しい時は表に出さないから。なのに、あの日の彼は「いま」が苦しくて苦しくてたまらなそうだった。

 

正直、驚いたんだと思う。

私が目に穴が空くほど見てきた増田貴久のフォルダにあの日の彼はなかったから。

 

怖かったんだ。怖かった。

どうにかなっちゃうんじゃないかって。

また、壊れるんじゃないかって。

見たくなかった。怖かったから。

 

もう、好きな人に苦しい顔をして欲しくない。そんな顔昔から散々見てきた。

 

もういいじゃん。

もういいのに。

なんでまだ苦しまなきゃいけない。

もういい。

 

安定していたから、忘れてたのかな。

 

私は答えを探そうとした。

なんでこうなったんだろうって。

答えなんてないのに。

それは彼らにしか分からないのに。

 

ツアーが終わって、シングルは全然出なかった。

でも、これがNEWSの通常営業なんだから。

今までならそう笑って過ごしていたと思う。

 

ただもう違うから、わたしは「本当のファン」じゃないから、笑えなかった。楽しみじゃなかった。

 

ーーー

 

24時間テレビ、私の好きな人があの曲を歌っていてもなんで、なんであの人と並んで歌ってるだろう、とさえ思った。その時点で多分もうファンとしてはダメだったのは分かってる。

 

でも、私はNEWSが好きだったから。彼ら4人がひとりひとりが、人として大好きだったから。

 

まだその気持ちにすがりたかった。

また好きになりたかった。

 

いつかまた好きになれると思ってたし、思うしかなった。好きになりすぎて、もう好きになる方法がわからなくなっちゃたのかな。あるなら今でも知りたい。

 

 ーーー

 

秋になっても特に何も変わらなかった。

3月からモヤモヤしてた気持ちが無くなることも、あの人達を好きになることもできなかった。

 

変わったことと言えば、NEWSに興味が無くなったこと。でも、それすら何も変わってないと思うくらいには、気持ちがNEWSから離れていたんだと思う。

 

でも、本当に変わらなかったことがひとつ。

 

私は増田貴久が好きだった。嫌いになれなかった。

 

増田貴久を見ていたい、ただそれだけ。

NEWSの「本当のファン」になれなかったのに。

 

NEWSの「本当のファン」になれなかった私が増田貴久を応援していても害だ、邪魔だ。わかる。私も今までアンリー、オンリーを見てそう思っていたから。嫌という程わかる。

 

ただ、無理だった。限界だった。

「本当のファン」なら限界じゃない、私がいけないのはわかってる。けど、そんなことは人によって違うんだから、許して欲しかった。

 

誰にも許してもらえなくても増田貴久を見させて欲しかった。NEWSを応援できていなくても増田貴久を見たかった。我儘だ。自己中だ。そう言われるのなんて分かってたから言えなかった。

 

自分でもどうしたいのかはわからなかったし。

事実、増田貴久を応援するならNEWSは切っても切れない。切りたくない。NEWSの増田貴久が好きだから。堂々巡り。

 

ーーー

 

そんなことを考えて1ヶ月くらい。

 

今まであった2人へのモヤモヤも無くなった。

本当に関心がなくなった。

 

番組予約もしなくなった。

 

フォルダに4人の集合写真がなくなった。

 

 

 

それでも、自担は追ってた。

多分ゴールはここなんだろうなって。

 

ーーー

 

 

11月末の少プレを見て、増田貴久プロデュース。当たり前に嬉しかったし素晴らしかったと思う。

これが彼のやりたい事、彼はNEWSだから、NEWSの増田貴久だから。

 

私はNEWSの増田貴久を応援する。

 

彼の好きなものは好きでいたかった。

彼はNEWSが好きだから、初めてのグループだから、メンバーが好きだから、私も好きでいたい。

 

でも、ちょっと辛くなったから許して欲しい。

 

2月22日から辛かった。

好きだったものを嫌いになること、好きな人の好きなものを嫌いになること、自分の懐の小ささを認めること、幸せだった過去を否定しそうになること、全部怖かった。辛かった。

 

でも、もう大丈夫。

何も思わないし、思う資格なんてない。

 

私はNEWS担を辞める。

だけど、自担はいつまでも、いつもNEWSだ。

 

 

誰にも迷惑はかけない、貶したりなんかしない、私の好きな増田貴久を追って、好きを伝えて、それだけでいい。

 

それだけがいい。

負の感情なんてどこにもない。いらない。

 

NEWSが好きだった。それだけ。

いまは好きじゃない。それだけ。

 

嫌いなんじゃない。

たまたま、好きが終わっただけ。

 

ありがとう。みんな、好きでした。

6人のNEWSも、今のNEWSも、ひとりひとりが人として大好きだった。

 

NEWSの「本当のファン」になれなくてごめんね。

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

特に何の目的もなく、ただ思ったことを何かにまとめて成仏させたかった100%自分の為のブログです。多分更新はこれっきり。(多分)

 

誰かに読まれるとも思ってないけど、もしこれを読んで不快になったらあなたは多分「本当のファン」だと思うから、そのままNEWSを、彼らひとりひとりを好きでいて欲しいと思う。てめえは何目線だよって感じだけど。それしか彼らの力になる方法はないから。私もその力になりたかったから。

 

これを読んで、なにか、「本当のファン」になりきれてなくて、思うことがあって辛かった人は、自分がスッと軽くなるところまで彼らを見ていて欲しいと思う。文句を言っても、意見を言ってもいいと思う。全員を見れなくてもいいと思う。多分いつかゴールはあると思うから。

 

私は半年以上粘った。戻れると思った。勝手に。今思えば焦らなくても良かったけど、早く辛さを振りほどきたかったから。

ここに立てて良かった。

 今まで楽しかった。ありがとう。